ハクビシン生態

ハクビシン生態
ハクビシン

まずはじめにハクビシンの身体的特徴についてです。体の大きさは成獣で全長約90~110㎝、体重は約3~4kgです。体の特徴として、体の大部分は灰褐色となっており、短い四肢は黒色をしています。台湾名ではその名のごとく「白鼻芯」で、額から鼻の先端にかけて白い模様があります。また、眼の下、耳の前にも白い斑紋があることが知られています。そして尾の先端が白い個体や鼻が黒い個体もしばし見られます。肛門付近には独特の臭気を発する臭腺といわれるものが発達しています。

では一体どのような行動をするのでしょうか。主に低地に生息しますが、スマトラ島では標高2,400メートル以上、ネパールでは標高2,500メートル以上、インド北東部では標高2,700メートル以上でも報告されたという例があります。完全なる夜行性であり、 平地から山地に生息し、特に里山的な環境を好みます。樹洞、洞窟、人家の屋根裏、倉庫等、複数箇所をねぐらとし、それらを転々と移動しています。木登りが得意で樹上生活を主とするため、都会では電線の上を走って移動するといった姿がよく目撃されています。また、市街地の周辺に生息することもあり、側溝を移動ルートとして利用されることもあります。ハクビシンの行動範囲は30~70ha程度で、東京ドームのおよそ15個分もの範囲を移動します。オスの方がメスよりも広範囲の移動することが知られています。

ハクビシンの繁殖について、まず約2ヶ月間の妊娠期間を経て1年に1回、平均で2~3頭の子供を産みます。1年中子供を産みますが、特に夏~秋にかけて多く産む傾向があります。飼育された個体で、最高24年間生きたという例もありますが、野生の個体の寿命はこれより短いことが知られています。母子を中心とした家族で生活しており、10~20頭程度の群れを作ることもあるようです。この群れは複数の家族による共同体と考えられています。

ではハクビシンは何を食べて生活しているのでしょうか。食性は雑食です。基本的に何でも食べますが、特に果実を好みます。イチジク類、カキ、ナシ、バナナ、マンゴー、ミカンなどの果物を食べます。一方、陸生の貝類、ミミズ、昆虫類、魚類、哺乳類などの小動物も捕食します。また鳥や鳥の卵などを食べることもあります。熟した果実や野菜などを見つけた際には、毎晩同じ路を辿って侵入するため獣道が形成されます。

ハクビシン生態・駆除 沼津市三島市伊東市裾野市御殿場市

コメント